2011年11月26日土曜日

Title & Links

Colums



渡辺 信太郎

福島県双葉町 双葉バラ園 園主ご講演
福島産の蚕種と養蚕技術なくして、明治維新なし
「討論すべきは何か? 除染そして農業再生」
ヨーロッパの原子力発電所
環境省 放射性物質汚染対処特措法 って大丈夫なの?
TPPという商物分離を、「理屈」抜きで見極められるか? -識見のある国の条件
原発事故調査委員会 は、「検証無き国家」の前例を覆す?
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
祖先からのアドヴァイス~昭和天皇の言葉にこめられているもの
福島の野菜について考える 2  「土地を支える農家」そして「農家をささえる市民」
無関心と「正論」は、同じムラの住人ではないか?
福島市民の声「何もわからない、今の体内の積算内部被爆量すらわからない」
女川町コンテナハウス 花屋さん
*宮城県女川町そして石巻市の花屋さんを訪ねて


山片重信
遠い先への一歩~デュッセルドルフ市 fiftyfiftyとの試み No.2      
遠い先への一歩~デュッセルドルフ市 fiftyfiftyとの試み No.1
*論理を語るなら、まず前提を語らねば
自分をイデオロギーの小さな枠に押し込めて自らを不自由にする
日本人の本質
島の野菜について考える 1
同じ空間にいながらちがう世界に住んでいる
討論の目的は何か? 

英 利秋
2つの日本~福島県須賀川市の友人への訪問



Topics

「有機農産物」と「表示」問題
NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会

<地域>

<国・行政>

農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について
耕作放棄地の現状について平成233月農水省
農地転用許可制度(知事・国の許可が必要:農地を別利用目的に変更するには)
耕作放棄地再生利用緊急対策
農業者個別所得補償制度
農林水産省委託 FOOD ACTION NIPPON 推進本部事務局 HP



a BLOOMING BUSINESS / Where do flowers come from?



a BLOOMING BUSINESS - documentary film trailer 2010
Our another side of the world.
Beautifulness and goods through the global business sometimes have the conflicts people must face.
We`ve already known that after 3.11 ?


Roots ~ Where do flowers come from?




Watanabe
same thigs to our body after TPP ?
The superficial part of the world make them easily to feel happiness in egoistic sense like animal.
People believe the things they want to believe that`s so rhetoric, journalistic, and pitiful.
Yamakata
This is our World...same thing occurs everywhere, while we don't know anything about what we are doing.
We may harm others too much. What is this economic world? crazy? or evil?

Das ist unsere Welt...Die Gleiche passiert immer wieder, während wir kein darauf achten, wissen...wir wissen nicht was wir gerade tun.
Vielleicht verletzten oder töten wir jemanden jeden tag?
Was ist diese Wirtschaft? total verrückt...oder ziemlich böse...



福島産の果物~ 放射能が怖い? じゃあ輸入物のポストハーベスト農薬は?

親戚からの贈り物。 
会津美里町のりんご(ふじ)
福島県会津美里町のリンゴ、放射能も少ない場所ですが、
このPRのように、手間隙とコストは例年以上かかっている。
しかし高くは売ることはできないでしょう。どんなに出来がよく、美味しくとも
それに他県産に顧客を取られてしまってはと、来年以降だって、
農家の方々の不安は続くでしょう、

りんご
200-250gくらい×4つ  これで1kg 不検出(ND)
一冬に何kgも、そして福島産ばかり食べるわけではない、
しかも私は20代じゃないですし。
蜜がしっかりあり、美味しくいただきました。
会津若松市から西に5km
この微量食べるのに、年間の積載被爆量?
本当に測っているかどうか不安?

びくびくするのも、しないのも 、むろん、個人の裁量。
ただ原子力行政や東電を批判するのと、
補償も、移住もままならない福島農家を支えるのは、別次元の話。
くさいものに蓋をする、嫌気がさす、見て見ぬふりのように
後者への配慮を放棄していいってことではない気がします。

それに原発から100km以上、空間線量も毎時0.5マイクロSVもない。
それに、国内産だからポストハーベスト農薬もない。
そもそも移動距離が短いから、使う必要がない。


気持ちが伝わってきます。
原発から100km以上、空間線量も毎時0.5マイクロSVもない。

大きな地図で見る

目くじらをたてるのなら、忘れていないだろうか?
世間が騒ぐから、セシウムだけですか?

そもそも輸入物への食品添加物忘れてませんか?
検査が本当かどうかなんて、輸入の食料農産物を、水爆実験をしていた冷戦時代から
日本人は摂取している。
そして今だって、たくさんの輸入物がスーパーを彩ります。
普通に新鮮そう、そして美味しそうです。
その検査は「何もおきていないから」信用しているだけです。
目くじら立てて、ネットで調べないでしょう。
食べるも食べないも自由。
美味しそうなもの食べるときに、ふつうは理由なんて考えもしない。

何より安い、手軽。そして企業も大量に生産し消費してもらえれば儲かる。
お互いに「お得」ですね。

でも不思議ですね、長い船旅、いや飛行機に乗ってきているのに、、
なんでこんなに、隣町から来た、産直のように、
ツヤツヤ、光り輝いているのでしょう。とっても元気そう。

仕事で疲れたら、思わずこの元気そうな果物に何かを求めてしまう。。。

*ポストハーベスト農薬、これにはめくじらたてて調べないんでしょうか。
スーパーの店頭は、常に消費者のマインドの鏡だから、
多数がOKってことですよね。

美しさは罪?さて、どうでしょうか。

ポストハーベスト・・・防かび剤(殺菌剤)として厚生省認可されている食品添加物
イマザリル、OPP、TBZなど。

この3つ、twitterにかすりもしません・・・

ヨーロッパの原子力発電所


ドイツの有機栽培農家は反原発からスタートしたという。
リスク懸念が、次第に徹底していくのは、一度「安全」という概念ね目覚めたら人間は早い。

当団体の山片氏の在住するDusserdorfから一番近い原子力発電所は、
北東の ニーダーザクセン州 Emslandエムスラント原子力発電所(170万KW×1基)である。
また南西のベルギーのチアンジュ原子力発電所(約100万KW×3基)である。

福島の1~4号機がそれぞれ110万kw
女川が82.5万KW
日本最大の柏崎刈羽の、6・7号機が、それぞれ135.6万KWだから、
エムスラントの施設の規模がどれだけ大きいのかが判る。



<東欧>
そしてドイツの隣ポーランドも、EUの中でのフランスに次ぐ農業大国だが、
そのポーランド、東に位置するリトアニア共和国には日立GEが原発計画が進められているとのこと。

またイグナリナ原子力発電所は、2009年リトアニアのEU加盟と引き換えに廃炉がきまったそうだが、
廃炉をしっかりできているのか心配だ。何十年という時間をかけねばならない。
そしてその廃棄物は、数百年間、最終貯蔵地はどこなのか?


<北欧>
またスウェーデンのバーセベック原子力発電所(約80万KW)から
デンマークの首都コペンハーゲンまで、約20kmしかない。

デンマーク酪農団体が多く活動するユトランド半島でも200kmしかない。
本当に、福島原発とと東京の距離で、風向き一つでどうにでもなってしまう。

イギリスも10基以上海岸地帯にある。



非常に、今の経済の繁栄は、実は脆弱な安全体制、リスクマネジメント、
リスクが起きた時の被害の対応を顧慮していないのではないか、
ひとりの人間の一生の範囲内で生むことができる、経済効果を
人間は求めてきた、いや求めてしまう種なのだ、と認めるところから
始めなくてはならない。





2009年廃炉になった、チェルノブイリ型のリトアニア共和国のイグナリナ原子力発電所

福島産の蚕種と養蚕技術なくして、明治維新なし

福島産の蚕種と養蚕技術なくして、明治維新なし

但馬(兵庫県)の蚕種家の上垣守国は、1771年、福島(奥州)を訪問し、
福島産の蚕種と養蚕技術を研究して、1803年(享和3年)に「養蚕秘録」を編纂した。





その内容は、我が国の蚕業の起源、カイコの種類、蚕種の取扱、桑の栽培、蚕質、蚕具について
さらには、飼育法、蚕病、製糸方法を詳述しているという。

製糸技術水準は西欧に遅れてはいたが、蚕種そのものの、安全性、病気への強さは、日本種のものは
ヨーロッパ・アジアの種を圧倒していたという。

驚くべきは、この「養蚕秘録」をシーボルトがオランダに持ち帰り、オランダの農業先進大学のライデン大学の
J・ホフマンがフランス語訳したところから、かのパスツール博士もこれを読み、
フランス・イタリアの養蚕業に当時蔓延していた伝染病を克服する発見をしたという。

つまり、福島の技術が、世界の信義をかつて勝ち取っていたのだ。
Fukushimaという名前は知られなくても。

また明治時代初期の輸出品では、原料生糸が輸出額の50%近く、絹織物製品と合わせると60%もの産品により
日本は外貨を獲得し、国富をすすめ、優秀な海外の大砲・火器を買い求め、植民地にならず、
独立国となることができたのだ。

蚕なければ生糸なし、生糸なくして外貨なし、外貨なくして軍備なし、当時の植民地主義の時代、
なぜ日本が主権を保てたのか、データを辿れば、蚕産業に行きつくのである。